第7回日本骨免疫学会の終了報告

第7回日本骨免疫学会会長 藤尾 圭志
東京大学大学院医学系研究科内科学専攻アレルギー・リウマチ学 教授

謹啓 盛夏の候、皆様におかれましてはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。

2022年6月29日〜7月1日に、第7回日本骨免疫学会を開催いたしました。新型コロナウィルス感染症は減少傾向となりつつも収束が見通せない中で、現地発表とオンライン視聴のハイブリッドでの開催となりました。このような状況にも関わらず、皆様のお力添えのもと、お陰様で現地参加153名、オンライン参加11名、合計164名の多くの臨床家や研究者の方々にご参加を賜りました。心より御礼申し上げます。

本会では骨免疫学の特徴である学際性をテーマとして、基礎研究と臨床研究の最先端の研究者をシンポジストとしてお招きしました。ハーバード大学のBaron先生にもご参加いただき、最新のご研究を披露していただきました。さらに64題の優れた研究ポスター発表、うち最優秀演題賞10名による口演、また9つの素晴らしい共催セミナーなど刺激的な研究成果が多く発表されました。制限のある中での開催で、最終日には台風の影響もありましたが、無事全日程を終了し、相互の交流を深めることが出来ました。このような会の成功は、ひとえに皆様方のご支援の賜物と感謝致しております。

骨免疫学は新薬の登場、アカデミアと企業の密接な連携、若手の裾野の広がりが見られ、今後益々大きな発展が期待されます。引き続き大きく躍進を遂げるべく、今後も変わらぬご支援、ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。本来ならば、拝眉の上、御礼を申し上げるべきところでございますが、略儀ながら書面を持ちまして御礼のご挨拶とさせて頂きます。末筆ではございますが、皆様の益々のご健勝とご発展を心よりお祈り申し上げます。

謹白

※COVID-19拡散防止を最優先し細心の注意を払い、舞台上・撮影時のみマスクを外しております。


第7回日本骨免疫学会会長
藤尾圭志先生

オープニングのご挨拶
特別講演
理事長 高柳広先生によるご講演
Dr. Roland Baronによるご講演
司会の大内麻友美さん / 當銘直美さん
会場の様子
今大会は現地参加とオンライン参加を合わせたハイブリット開催となりました。3年ぶりの対面での開催に活発な交流ができました。
64題のポスター発表の中から、最優秀演題賞10名が選ばれ賞状をお渡ししました。
左から、Dr. Roland Baron 、日本骨免疫学会理事長 高柳広先生、
第8回日本骨免疫学会会長 宮本健史先生、第6回日本骨免疫学会会長 石井優先生