第1回日本骨免疫学会ウィンターセミナー

第1回日本骨免疫学会

学会名  第1回日本骨免疫学会 ウィンターセミナー

テーマ  Cell Biology & Drug discovery

会 期  2016年1月28日(木)~ 1月30日(土)

会 場  ホテル マロウド軽井沢 
      〒389-0102 長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢1178
電話:  0267-42-8444
FAX:  0267-42-5083

会長   高柳 広 (東京大学大学院医学系研究科 免疫学)

副学会長・プログラム委員長
小林 泰浩 (松本歯科大学総合歯科医学研究所 松本歯科大学生化学講座)

    本セミナーは原則として参加者全員に演題応募をお願いしております。
     なお、座長や特別講演演者の先生方は申込の必要はありません。

学会事務局・日本骨免疫学会事務局
      東京大学大学院医学系研究科 免疫学内
      担当: 高屋真美子
      〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1
      TEL: 03-5841-3373 / FAX: 03-5841-3450
      E-mail: osteoimmunology@me.com

 

第1回日本骨免疫学会ウインターセミナー開催にあたって

平成27年10月1日
日本骨免疫学会 理事長 高柳 広

日本骨免疫学会は、骨と免疫の境界領域を扱う新しい学会として2014年12月より発足し、夏に沖縄にて第1回日本骨免疫学会を開催いたしました。本学術集会には、予想を越える多くの先生方や協賛企業のご参加を頂き、本領域がますます発展していくことが期待されております。

これまで、東京大学と松本歯科大学を中心として、骨免疫学にとって最も重要な細胞の一つである破骨細胞をテーマとしたOsteoclast Biology Meetingを冬の長野県で開催して参りました。この研究会は、参加者の相互交流や密な討論が可能となるように小規模な合宿形式を取ってきました。

本年度は、この研究会の趣旨を生かしつつ日本骨免疫学会の正式な学術集会として発展させ、骨と免疫の細胞に関わる幅広い研究を対象としたCell Biology & Drug Discoveryをテーマに第1回日本骨免疫学会ウインターセミナーを開催することといたしました。座長や特別講演演者などを除き、原則としてすべての参加者に演題を発表していただく形式となっております。

軽井沢は、長野オリンピックの会場となり、次回のサミット候補地にもなった日本を代表する高原都市です。冬の澄み切った青空と雪景色の中で、日常を離れて新しい発想を展開するのに最適な環境と考えてウインターセミナーを計画いたしました。

特別講演には、慶応大学 長谷耕二先生、東京大学 吉川 雅英先生をお招きし、免疫学や細胞生物学の最先端をご講演いただく予定となっております。骨あるいは免疫に関係するあらゆる細胞と創薬に関する演題を広く募集しておりますので、基礎、臨床、そして企業の研究者を含め、分野を越えた先生方のご参加をお待ち申し上げております。会場の都合で参加が50名までに限られておりますので、早めの登録を御願い申し上げます。

特別講演 
   1月28日(木)18:40-19:40 慶応義塾大学薬学部薬学研究科教授  長谷 耕二 先生
   1月29日(金) 9:00-10:00 東京大学大学院医学系研究科生体構造学教授  吉川 雅英 先生
   1月29日(金) 10:00-11:00 東京大学大学院医学系研究科免疫学教授  高柳 広 先生

プログラム概要 

1月28日 (木)
 15:30-      受付
 16:50-      開会式
 17:00-18:30  口演1
 18:40-19:40  特別講演1
 19:40-     ウェルカムパーティー

1月29日 (金)
  9:00-10:00   特別講演2
 10:00-11:00  特別講演3
 11:00-16:45  ポスタービューイング
 16:45-18:30  口演2
 18:30-19:30  ポスター討論
 19:30-     情報交換会

1月30日(土)
  8:30-10:00  ポスタービューイング
  10:00-    閉会

 

応募資格
 一般演題の筆頭演者は本学会会員に限ります。未入会の方は、入会手続きをお取りください。
 共著者について会員の有無を問いません。
 入会手続きの詳細はこちらです。

演題申込方法
 日本骨免疫学会事務局にメールにて直接申し込みをお願いします。
 メールには下記手順に従い作成した抄録のワードファイルを添付してください。
 日本骨免疫学会事務局  E-mail: osteoimmunology@me.com

演題の申込ファイル作成手順及び注意事項
1)抄録ファイルへの記載事項について
  筆頭演者は必ず発表者としてください。

  1. 筆頭演者(発表者)の氏名・ふりがな・所属機関・住所・電話番号・メールアドレス
  2. 共著者(共同研究者)の氏名・ふりがな・所属機関
  3. 演題名
  4. 抄録本文

2)文字数制限について
 演者名、所属機関名、演題名、抄録本文の総文字数:全角400文字以内
 ※タイトルに文字数制限はありません。スペースは文字数に含まれます。
 ワードファイル形式、文字のサイズは12ポイントで作成してください。

3)演題種別
 一般演題の中から口演演題を選定します。

個人情報の取扱い
 演題登録の際にお預かりいたしました内容は、準備室からのお問い合わせや連絡、抄録集及びホーム

 ページに掲載することを目的として利用いたします。その他の目的には使用いたしません。

演題の採否通知
 演題の採否・発表日時などにつきましては会長にご一任ください。
 演題登録後、随時電子メールにて採否を通知いたします。郵送による通知は行いません。

口演優秀賞

この度、ご口演にて優秀賞を授与することになりました。優秀演題に選ばれた方には、ポスターでの発表もお願い致したく 優秀演題に選ばれた方へは来週はじめにご連絡をさせていただきますので何卒よろしくお願い申し上げます。
 

※フリーメール(yahoo, gmail, hotmailなど)をご利用されている場合、まれに迷惑メールフォルダに振り分けられることが報告されています。メール確認の際にはご留意ください。

演者・座長の皆様へ
座長の方へ
口演
  担当セッション15分前までに会場内の次座長席にお着きください。
  進行は、時間厳守でお願いいたします。

口演演者の方へ

講演時間

発表時間、質疑応答については事前にご案内したとおり口演10分質疑応答5分です。 発表終了1分前にはベルでお知らせいたします。指定された発表時間厳守でプログラムの進行にご協力くださいますようお願い申し上げます。次演者は、前演者が登壇されましたら、次演者席で待機してください。

使用機材と発表受付

1)発表データの作成にあたって
   液晶プロジェクターの解像度はXGA(1024×768dpi)です。一面映となります。
   ご自身のPCをお持込みください。演台で直接プロジェクターにつないでいただきます。

2PC持込みについて
必ずACアダプターをご用意ください。PC側はメスとなります。
会場ではD-sub 15ピン(5m)のケーブルコネクタを用意いたします。一部のノートPCでは本体付属(別売り)のコネクタが必要な場合がありますので、必ずご自身でご用意ください。ご自身のPCを直接プロジェクターにつないでいただきます。

 利用機種・OS・アプリケーションに制限はありませんが、D-sub 15ピンによるモニター出力が必要です。ご持参いただくPCからD-sub 15ピンへの変換コネクタが必要な場合には、各自でご用意ください。D-sub 15ピン以外の接続はお受けできませんので予めご了承ください。

PCやOSによって設定方法が異なりますので、事前にご確認ください。
予め、スクリーンセーバーやウイルスチェックならびに省電力設定を解除してからお持込みください。
起動時にパスワードなどをしている場合は、必ず解除しておいてください。
ご自身の発表5分前には、次演者席へPCをお持ちください。念のため発表用データのバックアップは必ずご持参ください。

3)動画・音声の利用について
動画もご利用いただけますが、ノートPCから外部モニターに正しく出力されるか、再生できることを事前に必ずご確認ください。リンク切れにご注意ください。
講演会場では、音声出力はできません。

ポスター演者の方へ

講演時間

発表者は、発表開始時刻に、ご自身のポスターの前で待機してください。

発表時間は、発表時間4分、質疑応答時間4分間です。

ポスター貼付・撤去

ポスターパネル(貼付可能部分)は、幅90cm、高さ120mです。スペース内で収まるようにポスターをご準備ください。
ポスターの他、演題名・所属・演者名(幅70cm、高さ20cm)は各自ご用意ください。演題番号は事務局にて用意いたします。
掲示用の画鋲は事務局にて会場に準備いたします。

貼付 1月28日(木)15:30-受付後 20時迄に必ず貼付お願いします。
発表 1月29日 (金) 18:40-19:40 
撤去 1月29日(金)情報交換会終了後21:30〜22:00までに撤去月お願います。

※撤去時間を過ぎても掲示してあるポスターにつきましては、
事務局にて撤去・処分いたしますのでご了承ください。
時間内に責任を持って撤去してください。

<ポスターパネル>
    
   


 

宿泊について
 宿泊予約は演題登録をされた方のみへの御案内になります。(学会特別料金:8,000〜14,000円程度)採用通知と共に学会専用IDとパスワードを御案内致しますのでホテルマロウド軽井沢の宿泊予約サイトより御自身で予約お願い申し上げます。
 http://www.marroad.jp/karuizawa/

参加費 (宿泊費別途)
 一般  ¥25,000
 学生  ¥20,000
 ※現地にて参加費を受付にてお支払いください。
 クレジットカードでのお支払いはできません。あらかじめご了承ください。
 学生の方は学生証の提示をお願いいたします。

 

 プログラム
第1日目 1月28日(木)

Opening Ceremony                                             16:50-17:00
高柳 広 東京大学大学院医学系研究科免疫学

口演1                                17:00-18:30
座長 宇田川 信之 松本歯科大学生化学講座

WO1  破骨細胞の多核化制御因子の探索
竹ヶ原宜子, Hyunsoo Kim、Yongwon Choi
大阪大学・免疫学フロンティア研究センター

WO2  関節リウマチの病的滑膜にはT細胞増殖能を有するヒト樹状細胞由来破骨細胞が存在する
成澤 学1、久保智史1、中山田真吾1、趙継東1、阪田圭2、
岡田洋右1、山岡邦宏3、田中良哉1
1産業医科大学医学部第一内科学講座, 2田辺三菱製薬株式会社
3慶応義塾大学医学部リウマチ内科

WO3  NFAT結合タンパク質Nbpによる破骨細胞とT細胞の制御
井上真以亜1、塚崎雅之1、岡本一男1、中島友紀2、高柳 広1
1東京大学大学院医学系研究科免疫学、 2東京医科歯科大学医歯学総合研究科 分子情報伝達学

WO4  生体内における骨髄間葉系幹細胞の骨芽細胞分化機構
溝口利英1、楊孟雨1、荒井敦1、 小守壽文2、森石武史2、小守寿人2、宇田川信之1、高橋直之1
1松本歯科大学総合歯科医学研究所、 2長崎大学大学院医歯薬学総合研究科

WO5  骨代謝におけるRacのTGF-βによるVEGF産生への役割の検討
黒柳 元1、山本尚洋1、貝沼慎悟1、大口怜央1、藤田和彦1、徳田治彦2、小澤 修3、大塚隆信1
1名古屋市立大学整形外科、2国立長寿医療研究センター臨床検査部
3岐阜大学薬理病態学

WO6   Pkn3はRor2-Rhoシグナルの下流で破骨細胞の骨吸収を制御する
上原俊介1、山下照仁2、中村貴3、加藤茂明4、宇田川信之1、高橋直之2,
小林泰浩2
1松本歯科大学口腔生化学講座、2松本歯科大学総合歯科医学研究所
3慶応義塾大学医学部医化学講座、4相馬中央病院

 

特別講演1                                                      18:40-19:40
座長 宮本健史   慶應義塾大学 医学部 整形外科
WL1       We are not alone 〜 腸内共生系と免疫修飾
長谷耕二  
慶應義塾大学薬学部生化学講座
東京大学医科学研究所国際粘膜ワクチン開発研究センター

ウェルカムパーティー                                        19:40- 21:30


第2日目 1月29日 (金)

特別講演2                            9:00-10:00
座長 高柳 広 東京大学大学院医学系研究科免疫学
WL2       クライオ電子顕微鏡による繊毛・鞭毛の構造遺伝学
吉川 雅英
東京大学大学院医学系研究科生体構造学
                    共催:日本電子株式会社

特別講演3                                                     10:00-11:00
座長 高橋直之 松本歯科大学総合歯科医学研究所
WL3       骨免疫学による自己免疫疾患への挑戦
高柳 広 
東京大学大学院医学系研究科免疫学

 

ポスタービューイング                                       11:00-16:45

口演2                                                          16:45-18:45
座長 宮本健史 慶応義塾大学医学部整形外科

WO7  ヒト乳歯歯髄幹細胞培養上清を用いた関節リウマチ治療法の開発
石川 純, 山本朗仁
名古屋大学大学院医学系研究科頭頸部・感覚器外科学講座顎顔面外科学

WO8  Foxp3陽性T細胞から分化したTh17細胞の炎症性骨破壊における役割
塚崎雅之, 小松紀子,高柳 広
東京大学大学院医学系研究科免疫学

WO9  新たなアダルト誘導性関節炎モデルの樹立
尾池崇嗣, 宮本健史, 松本守雄, 中村 雅也
慶應義塾大学医学部整形外科

WO10  Inhibition of RANKL prevents T cells mediated autoimmunity in the central nervous system
Matteo, M. Guerrini1, 2, 3、岡本一男1, 2、高柳広1, 2
1東京大学大学院医学系研究科免疫学、2JST ERATO 高柳オステオネットワークプロジェクト、3理化学研究所統合生命医科学研究センター

WO11  不動性筋萎縮機構の解明
丹藤世身、宮本健史、松本守雄、中村雅也
慶應大学医学部整形外科

WO12  活性型ビタミンDによる骨量上昇の薬理作用は、骨芽細胞系列のビタミンD 受容体(VDR)を介して発揮される
中道裕子1, 溝口利英1, 山本陽子2, 中村 貴3, 原田 卓4, 斎藤一史4, 小林泰浩1, 加藤茂明5, 須田立雄6, 宇田川信之1, 高橋直之1
1松本歯科大学総合歯科医学研究所、2東大医学部附属病院、3慶應義塾大学医学部医化学教室、4中外製薬株式会社、 5相馬中央病院、6埼玉医科大学ゲノム医学研究センター

WO13  RANK発現追跡による胸腺上皮細胞の解析
堤 雅紀、新田 剛、澤新一郎、高柳 広
東京大学大学院医学系研究科免疫学

WO14  Lysyl oxidaseによるRANKL非依存的破骨細胞分化誘導の検証
濵田孝樹1、塚崎雅之1、岡本一男1, 2、小松紀子1、高柳広1, 2
1東京大学大学院医学系研究科免疫学
2JST ERATO高柳オステオネットワークプロジェクト

ポスター討論                                                    18:45-19:40
座長 小林 泰浩 松本歯科大学総合歯科医学研究所

WP1   RANKL-RANKシグナルによる腸特殊上皮M細胞分化制御機構の解明
木村俊介1、武藤麻未2、 岩永敏彦1
1北海道大学大学院医学研究科解剖学講座、2北海道大学大学院歯学研究科口腔医学専攻

WP2   真珠腫を介した新たな骨破壊モデルの作出とその骨破壊メカニズムの解明
岩本依子1,2、西川恵三1,3、石井優1,3
1大阪大学大学院医学系研究科免疫細胞生物学
2大阪大学大学院医学系研究科耳鼻咽喉科・頭頸部外科学教室
3大阪大学免疫学フロンティア研究センター免疫細胞生物学

WP3   非ムコイド型緑膿菌におけるextracytoplasmic function (ECF) シグマ因子AlgUの機能解析
塩屋幸樹, 吉田明弘
松本歯科大学歯学部口腔細菌学講座

WP4   PTHアナボリック作用に対する骨髄間葉系幹細胞の寄与
楊 孟雨, 溝口利英, 西田大輔, 小林泰浩, 松尾光一, 下田耕治, 宇田川信之,
高橋直之
松本歯科大学総合歯科医学研究所, 慶應義塾大学医学部細胞組織学研究室, 慶應義塾大学医学部動物実験センター

WP5   歯槽骨吸収モデルに対するW9ペプチドの改善効果
小出雅則1、尾﨑友輝1、古屋優里子2、二宮 禎1、保田尚孝2、中村美どり3、吉成伸夫4、高橋直之1、宇田川信之3
1松本歯科大学総合歯科医学研究所、2オリエンタル酵母工業株式会社長浜生物科学研究所、3松本歯科大学口腔生化学講座、4松本歯科大学歯科保存学講座

WP6   オステオプロテゲリン欠損マウスに対するカテプシンK阻害剤投与実験
宇田川信之、中村美どり、中道裕子、溝口利英、小林泰浩、高橋直之
松本歯科大学総合歯科医学研究所

WP7   Wnt16は、Opgの発現を介さず破骨細胞の分化を抑制する
小林泰浩1、小出雅則1、上原俊介2、山下照仁1、宇田川信之2、高橋直之1
1松本歯科大学総合歯科医学研究所、2松本歯科大学生化学講座

情報交換会                                                 19:40- 21:30

第3日目  1月30日(土)
閉会式                                                     9:00-



                           日本骨免疫学会事務局

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